七夕におすすめ めんつゆジュレのミニカップ素麺
こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
気づけば2025年も半分が終わろうとしていますね。皆さん、家事や育児、お仕事などで慌ただしい毎日を過ごされていると思います。(皆様本当に毎日お疲れ様です!)
そんな忙しない日々の中でも、年に一度の七夕くらいは、ちょっと特別な食事で家族みんなと笑顔で過ごしたいですよね。
そこで今回ご紹介するのは、ジュレのキラキラとした見た目が七夕にぴったりの「めんつゆジュレのミニカップ素麺」です。
今回は、いつものめんつゆを少しアレンジして、ひんやりプルプルのジュレに大変身させちゃいます!このジュレを彩り豊かな食材と組み合わせれば、シンプルな見た目になりがちな素麺を誰でも簡単にキラキラとかわいらしい見た目にすることができます。めんつゆジュレは見た目の可愛さだけでなく、食べやすさも担保してくれます。ジュレ状にすることで小さいお子さんでもつるんと食べやすくなります。また、夏場に暑くて食欲がない時でもさっぱりといただけますよ。
七夕の夜、キラキラと輝く星空の下で、家族みんなで囲むキラキラと涼やかなそうめん。お好きな具材を用意して思い思いのオリジナルカップ素麺を作るのはとっても楽しいと思います。きっとそんな食卓を囲めば、会話も弾んで、素敵な思い出になることでしょう。ぜひ、今年の七夕は、かわいくて美味しい「七夕におすすめ めんつゆジュレのミニカップ素麺」をお試しください!
七夕におすすめ めんつゆジュレのミニカップ素麺
材料:335mlのカップ4個分
素麺 | 1束(50g) |
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むきえび | 4尾 |
オクラ | 2本 |
人参 | 40g |
ハム | 2枚 |
ミニトマト | 4個 |
粉ゼラチン | 5g |
大葉 | 適宜 |
▼A | |
和風顆粒だし | 小さじ1 |
水 | 250ml |
醤油 | 大さじ3 |
みりん | 大さじ4 |
作り方




調理のポイント
ゼラチンと温度
ゼラチンの主成分はタンパク質であり、60℃以上の熱に弱く、変質して固まりにくくなってしまいます。調味液の酒を飛ばした後は粗熱を取ってからゼラチンを入れるのがポイントです。
素麺のくっつきを防ぐ
素麺は小麦でできているため、茹でると麺の表面にデンプンがつき、麺同士がくっつきやすくなります。そこで、茹で上がった素麺は流水でしっかりと表面のぬめりを落とし、ザルやキッチンペーパーでしっかりと水気を切ることで麺同士のくっつきを防ぐことができます。
七夕について
七夕と素麺
素麺は七夕の行事食です。これは、昔の中国の「索餅(さくべい)」という小麦をつかった料理に由来しています。中国の言い伝えで、7月7日に亡くなった帝の子どもが疫病を流行らせたため、帝の子どもの好物であった索餅をお供えしました。すると疫病の流行が治まったので、それ以降、無病息災を祈願して7月7日に索餅を食べる習慣ができたそうです。その文化が日本へ伝わり、索餅と同じく小麦から作られる「素麺」を食べる習慣へと変わっていきました。そして、現在の七夕の行事食として食べられるようになりました。
徳島と素麺
全国各地に特色のある素麺が存在しますが、中でも特にご紹介したいのが徳島県の「半田そうめん」です。
半田そうめんは一般的な素麺に比べ、太く食べ応えがあるのが一番の特徴です。その太さのおかげでしっかりとしたコシと小麦の風味を楽しめます。この独特のコシは、寒風の中でじっくりと乾燥させて作る伝統的な手法によって生み出されています。また、作る過程で少量の油を使用することで、風味と食感に影響を与えています。
半田そうめんは、その特徴的なコシと食べ応えから、一般的なそうめんのように薬味だけでシンプルにいただくのはもちろんのこと、温かい汁物に入れたり、炒め物に使ったりと、様々なアレンジ料理にも適しています。通常の素麺よりも太さがあるため、煮崩れしにくく、しっかりと味が絡むのも魅力の一つです。
徳島県の豊かな自然と伝統からつくられた半田そうめんは多くの人々に愛されています。ぜひ、お近くの食料品店で見かけた際には一度お試しくださいね!
いかがでしたか?一年に一度の七夕を、ちょっと特別にできる七夕そうめん。ぜひお好みの具材をのせてアレンジをしたカップ素麺を作ってみてくださいね。
このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音