2025.12.16
アレンジ

【スパイス×すだち】徳島生まれの柑橘が主役!酢橘スパイスカレー&絶品副菜3品レシピ。

こんにちは、レシピ制作専門スタジオの指宿です。
肌寒さを感じるような季節になりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
これからの時期、何かと仕事やプライベートの予定も増えますよね。
忙しいと困るのが、日々の食事の用意です。
「もっと手軽に健康的な食事を作りたい」
「子どもやパートナーが喜ぶ料理を提供したい」
そんな方におすすめなのが ヨシケイのミールキットです。
ヨシケイのミールキットなら、必要な分だけの食材が届きます。
わざわざ買い物に行く手間が省けるので、忙しい日々に大助かり。
カット野菜や下味付きのお肉などを使えば、調理は15~30分で完了します。

さて、そんなミールキットと合わせてご紹介するのは、酢橘を使ったレシピです。
酢橘と言えば、徳島県が誇る柑橘の一つ。
爽やかな酸味と独特の香りは幅広い世代に愛され続けています。
そんな酢橘ですが、活用できるのは和食だけではありません。
実はスパイス料理と相性抜群なのをご存知でしょうか?
すだちを主役にした、香り高い酢橘のスパイスカレー、食欲をさらに引き立てる絶品の副菜3品をご紹介したいと思います。
すだちの果汁や皮を無駄なく使い切る工夫を凝らしたものばかり。
一口食べるごとに爽快感が広がり、毎日の疲れを吹き飛ばしてくれます。
全部マスターすれば、贅沢なワンプレートにもなりますね。

まず一つめは、徳島県産すだちを使ったスパイスカレー。
フレッシュな香りが決め手で、さっぱりと奥深い仕上がりになっています。
続いて、エビの酢橘スパイス焼き。
エビのプリプリ食感とスパイスの融合がたまりません。
簡単なのに本格派で、海老の旨味を引き立てるスパイスソテーです。
次は酢橘のアチャール。皮ごといただけば、芳醇な香りが広がります。
すだちを丸ごと使った爽やかアチャールをお試しください。
そして、紫キャベツの酢橘ピクルス。
鮮やかな彩りと爽やかな酸味がクセになります。
ワンプレートを彩る付け合わせに欠かせないですよ。
徳島県の名産品である酢橘とスパイスとの相性は抜群です。
いつものカレーとは一味違う、奥深くも軽やかな味わいをぜひご家庭でお楽しみくださいね。

柑橘とスパイスの相性が抜群!酢橘のスパイスカレー

材料:4人分

豚肩ロースブロック(2~3㎝角切り) 500~600g
玉ねぎ(薄切り) 1個分
トマト(ざく切り) 中2個
   
▼下味  
酢橘果汁 1個分
ターメリック 小さじ1/2
   
▼A  
ココナッツファイン 50g
赤唐辛子 2~4本
オリーブ油 大さじ1
1/2カップ
   
▼B  
ココナッツ油 1/4cup
フェンネルシード 小さじ1/2
シナモン(スティック) 1本分
   
▼C  
ニンニク(すりおろし) 大2かけ
生姜(すりおろし) 大1かけ
青唐辛子(種は抜き輪切り) 3~4本
   
▼スパイス  
コリアンダーパウダー 大さじ1
ガラムマサラ・クミンパウダー 各小さじ1
ターメリック・カイエンペッパー 各小さじ1/2
   
1cup
塩小さじ1  
酢橘(果汁) 2~3個分

下準備

  • 豚肉は表示通り切り、[下味]をつけておく。
  • Aはフライパンで炒め、水を加えてミキサーなどに入れて撹拌する。

作り方

① Bをフライパンに入れて火にかける。香りがしてきたら玉ねぎを色づくまで炒め、Cを加えて炒める。スパイス、トマト、水を加えて炒める。Aを加えて混ぜる。粗熱を取ってブレンダーにかける。
② 豚肉、酢橘(果汁)を加えて30分煮る。最後に塩で調味する。

調理のポイント

スパイスを火にかけたらしっかりと香りが油にうつるようにしてください。

アレンジのポイント

トマトはトマト缶でも代用できます。


エビの旨味を引き出そう!エビの酢橘スパイス焼き

材料:4人分

エビ(背から開く) 15~20尾
酢橘 2~3個
オリーブ油 大さじ1
パセリ 小1袋
カスリメティ(あれば) 少々
   
▼A  
酢橘果汁・オリーブ油 各大さじ1
ターメックパウダー・チリパウダー・塩 各大さじ1/2
生姜(すりおろし)・ニンニク(すりおろし) 各小さじ1.5
青唐辛子(種を抜きみじん切り) 1~2本分

下準備

  • エビは背開きしてワタを取り、塩水で洗っておく。

作り方

① エビの開いた部分にAを塗る。フライパンに油を熱し、エビを腹側から焼く。ひっくり返して火を通す。器に盛り付け、酢橘を絞っていただく。

調理のポイント

エビは腹側から焼いてください。

アレンジのポイント

エビ以外のシーフードでも代用できます。


柑橘を丸ごと味わえる!酢橘のアチャール

材料:4人分

酢橘(8等分に切る) 6~10個
   
▼スパイス  
チリペッパー 小さじ1~3
パプリカパウダー 小さじ1~2
フェヌグリークパウダー 小さじ1~2
ターメリックパウダー 少々
小さじ1強
大さじ2~3
   
▼A  
オリーブ油 大さじ4
マスタードシード 小さじ1強
クローブ(粒) 2~3粒
シナモン(ホール) 2~3㎝

作り方

① スパイスをよく混ぜ、切った酢橘を加えてボウルに混ぜておく。Aをフライパンか小鍋に入れて火にかけ、スパイスがはじけたらボウルの酢橘を加える。3~4分煮たら火からおろし、煮沸した保存瓶に入れる。

調理のポイント

テンパリングはしっかりと火を入れてください。

アレンジのポイント

辛みを抑えるのであれば、チリペッパーをパプリカパウダーに変更してください。


カレーのアクセントにも!酢橘の紫キャベツのピクルス

材料:4人分

紫キャベツ(食べよく切る) 1/2個分
酢橘(くし形切り) 1~2個分
   
▼A  
酢橘果汁・米酢・砂糖 各100cc
小さじ1.5弱
ローリエ・粒黒胡椒・唐辛子 各少々

作り方

① 紫キャベツは塩でもんでおき、水気をしぼっておく。Aを鍋に入れて煮たたせ、紫キャベツ、くし形切りにした酢橘を加える。

調理のポイント

酢橘の風味が飛ばない程度に火を入れてください。

アレンジのポイント

出来立てもいいですが、一晩寝かせても美味しいです。

酢橘と言えば徳島県!酢橘ライスもおすすめ

徳島県が誇る、爽やかな香りの立役者といえば、すだちです。
その歴史は古く、徳島では江戸時代から栽培されていたと言われる特産の柑橘です。特に生産量と品質において、徳島県は圧倒的な地位を占めています。
そんな酢橘ですが、酢橘を絞ってご飯に入れて炊いてみませんか。
炊飯器に入れるのは、ターメリック、塩、カレーリーフ。
通常モードで炊き上げます。
クミンシード、コリアンダーシードはオイルでテンパリング。
炊き上がったら酢橘果汁を絞り、テンパリングしたスパイスをかけ、全体をシャモジでほぐしたら完成です。

いかがでしたか?
酢橘とスパイスを合わせた料理を取り入れると、食卓が一気にエスニック風に早変わりします。
ヨシケイのミールキットと合わせて上手に活用して、彩り豊かな食卓を楽しんでみませんか。

このレシピと記事を作ったひと
レシピ制作専門スタジオ
料理研究家 指宿さゆり 写真/文 指宿シンイチロウ