水餃子や冷奴にかけてさっぱり!おろしきゅうりダレ
こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
太陽がまぶしい季節になりましたね。スーパーには、みずみずしい夏野菜が彩り豊かに陳列棚を飾っていますね。今年の夏のように厳しい暑さが続いてしまうと、お子さんの食欲が落ちてしまわないか心配になる方も多いのではないでしょうか。そんな時にぜひ試していただきたいのが、さっぱりとしてどんな料理にも合うおろしきゅうりダレです。
きゅうりといえば、「世界で一番栄養がない野菜」なんて言われることもありますが、実はこれは誤解です。きゅうりは”Least calorific fruit”としてギネス世界記録に登録されています。これを日本語に訳すと、「最も熱量(カロリー)が低い果実」という意味になります。これがいつの間にか「世界でいちばん栄養が少ない野菜」と誤解され、広まってしまったのです。
では、実際のところきゅうりにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
きゅうりには、主に「カリウム」「ビタミンC」の2つの栄養素が含まれています。
カリウム
カリウムは、体内の余分な塩分を排出してくれます。これはむくみの解消につながります。
通常、人の体は体内に塩分が増えると、塩分濃度を一定にするために水分を増やそうとします。この結果、体がむくんでしまいます。
そのため、カリウムを摂取することで体内の塩分濃度を一定に保つことができ、むくみにくくなる効果が期待できるのです。
さらに、カリウムの働きによって利尿作用が促進されます。その結果、体温が一時的に下がるので体を冷やすことができます。暑さが気になるこの時期にピッタリですね!
ビタミンC
ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に不可欠な栄養素です。コラーゲンと言うと肌の健康に効果的なイメージが強いですが、皮膚だけでなく骨や血管など、体のありとあらゆる場所で細胞と細胞を繋げる働きをしています。
また、ビタミンCは暑さ・紫外線・ストレス・睡眠不足などにより消費が増えます。さらに、水に溶けやすい性質のため、汗や尿と一緒に対外に排出されやすく、夏に不足しがちな栄養素の一つです。そのため、夏場は特に積極的に摂りたい栄養素と言えますね。
きゅうりには、栄養素以外の面でもメリットがあります。
きゅうりの90%以上が水分
きゅうりの果実のほとんどは水分です。そのためきゅうりを食べることは水分の補給にもなります。また、水分が多い分低カロリーなのもうれしいポイントです。
このように、きゅうりは厳しい暑さの続くこの時期にぴったりの食べ物です。
今回は、そんな優秀な「きゅうり」を丸ごとすりおろして使用した”水餃子や冷奴にかけてさっぱり!おろしきゅうりダレ”をご紹介いたします。このおろしきゅうりダレは、きゅうりをすりおろして、醤油・砂糖・ごま油・酢と混ぜ合わせるだけのシンプルなレシピですが、さっぱりとした味わいが幅広い料理と合わせやすいのが特徴です。きゅうり本来のフレッシュな風味に、お酢のスッキリ感とごま油のコクと香りが加わり、食欲をそそります。
合わせる料理として、水餃子・冷奴・生野菜のサラダはもちろん、お子さんが大好きなそうめんやうどんのつけだれとしても大活躍です。
ぜひ、夏の食卓に取り入れて、お子さんと一緒に旬の味覚を味わってくださいね!
水餃子や冷奴にかけてさっぱり!おろしきゅうりダレ
材料:つくりやすい分量
きゅうり | 1本 |
---|---|
白いりごま | 適宜 |
▼A | |
穀物酢 | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 小さじ1 |
ゴマ油 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
作り方


調理のポイント
お酢のすっぱさが苦手な方向けのアレンジ
このレシピではさっぱりとした味わいに仕上げるため、お酢の風味を強めに調整しています。お酢が苦手な方は、使用するお酢の量をレシピの半分の小さじ1に減らしてみてください。
徳島県ときゅうり
徳島県は、全国有数のきゅうりの産地として知られています。徳島県の温暖な気候と豊かな日照量を活かして、冬から春にかけての「促成きゅうり」や、夏から秋にかけての「夏秋きゅうり」など、一年を通して美味しいきゅうりが生産されています。中には、煮ても炒めても美味しい「美馬太きゅうり」のような在来種もあり、地域の食文化を支えています。ぜひ、お近くで徳島県産のきゅうりを見かけたら、お試しください!
いかがでしたか?きゅうりを丸ごとすりおろし、調味料と混ぜるだけでできる「おろしきゅうりダレ」は、熱を加えないので栄養素の効果を損なわずに摂り入れることができます。色々な料理に合わせやすいので、ぜひオリジナルの美味しい食べ方を見つけてみてください。
このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音