豆板醤がない！パパっとお手軽豆板醤

こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
近頃は、街路樹の葉が色づき始め、空気がひんやりと感じられるようになりましたね。
特に朝晩は冷え込んできて、羽毛布団を出したり、ちょっと厚めの靴下を履いてみたり…。特に女性は手足の冷えに悩まされる方が多いのではないでしょうか。

そんな冷えが気になるこれからの季節には、体を内側からじんわりと温めてくれる料理が恋しくなりますよね。体を温めてくれる料理と言えば、香辛料が効いた辛い料理など、、例えば中華料理があげられます。麻婆豆腐や、エビチリ、担々麺などは想像するだけで香辛料の辛さが思い出され、体がホカホカしてくるような気がします...!そんな中華料理に欠かせない調味料が「豆板醤」。豆板醤はピリッとした辛味と深い旨味があり、料理に加えることでいつもの料理を一気に本格中華にしてくれる頼もしい存在です。
でも、いざ作ろうと思ったときに手元に豆板醤がないこともあるはず。そんなときに便利なのが、豆板醤の代用レシピです！実は豆板醤も身近な調味料ですぐに作ることができます。、手作りだと作る量を調整できるので少しだけ使用したいという想いを叶えてくれますよ。

また、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、辛いメニューを作る際に、お子様向けに辛くないものを作り分ける必要がありますよね。なるべく家族で同じメニューを食べたい！という想いがあるけれど、いざ辛い料理を作る場合は、辛さ別で作る「手間」があると思います。そんなときは、辛味を調整した「代用豆板醤」を作り、料理に使うことで、家族みんなで同じメニューを囲めますよ！（辛いのが好きな方は後から辛味を追加してくださいね。）

今回は、「代用豆板醤」と今が旬の秋茄子を組み合わせた麻婆茄子のレシピをご紹介します。
麻婆茄子はレンジ調理で仕上げるお手軽版。しっかり辛いものを1人で楽しみたい！という方のランチにもおすすめですよ。ぜひお試しくださいね。

作り方

レンジで作れる秋なすの麻婆茄子

作り方

調理のポイント

辛味を調整したい時

豆板醤に入れる七味唐辛子の量を調整することで、お好みの辛さに調整することができます。

七味唐辛子がない時

一味唐辛子でも代用が可能です。一味唐辛子は唐辛子のみを使用した調味料なので、辛さを強調したいときにおすすめです。

茄子の色を鮮やかに仕上げたい時

茄子にサラダ油をしっかりまとわせることで、色を鮮やかに仕上げることができます。
茄子の色落ちが気にならない方は、サラダ油なしでもおいしく作ることができますよ。カロリーダウンにも繋がりますね。

豆板醤とは

中国・四川地方発祥の唐辛子みそで、唐辛子や香辛料をよく使用する四川料理には欠かせない調味料です。麻婆豆腐やエビチリ、担々麺などの料理に使用されていますね。
そら豆に塩、赤唐辛子、麹などを加えて発酵・熟成させて作られています。味わいは、唐辛子の辛さに熟成によるコクとうまみ、塩味が強く、ほんのり感じる酸味が特徴です。
唐辛子由来のカプサイシンは、血行促進して体温を上げる効果があるので、冷え対策におすすめですよ。

今回の代用豆板醤では、日本の代表的な発酵食品「味噌」をベースにすることで、手軽に熟成のコクを出しています。合わせ味噌や赤味噌など使用する味噌の種類をかえると違った味わいになりますよ。お好みの味わいを探してみてくださいね。
辛味は七味唐辛子を使用することで、様々な香辛料が味わい深さをプラスしてくれます。冷え対策効果のある唐辛子は七味唐辛子にバッチリ含まれていますので、代用豆板醤でも同じ効果が期待できますよ！

代用豆板醤の活用レシピ

「代用豆板醤」をもっと活用したいという方は、以前ご紹介したこちらのレシピも参考にしてみてくださいね♪

辛い麺の定番料理「担々麺」

ねりごまがない時に！ミキサーで作る代用ねりごま

さらに「手作りコチュジャン」へチェンジ

コチュジャンがない時でも安心！覚えておきたいコチュジャンの代用！
アレンジ＆簡単レシピ4選もご紹介！

いかがでしたか？ご家庭にある材料で簡単にできる「代用豆板醤」。覚えておけば色々なメニューの「ちょっと辛味を足したい」を叶えられますよ。定番の中華料理だけでなく、旬のお野菜などとも組み合わせて、体を内側からポカポカ温めてあげましょう。ぜひこの代替レシピを活用してみてくださいね！