月見つくねに! 簡単に作れる黄金比照り焼きだれ
こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
あっという間に8月が過ぎ、朝晩は少し肌寒く感じられるようになりましたね。子どもたちは「もうすぐ運動会だね!」と、新しい季節の訪れにワクワクしている頃でしょうか。
そんな9月は、夜空を見上げると、月が一段と美しく見える時期ですよね。
月といえば、、、この時期になると街中で「お月見」という言葉をよく目にするようになります。お月見とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月(十五夜)」を鑑賞しながら、収穫に感謝をする行事のことです。昔から、お団子や里芋をお供えしていたようです。
中秋の名月(十五夜)の日は毎年異なり、今年は「10月6日」です。今年の十五夜は、ぜひお子さんと一緒に美しい月を眺めながら、季節の移り変わりを感じてみませんか?
ところで、お月見に関連して、実は徳島県には「月」と縁の深いスポットがいくつかあります。例えば、松茂町にある「月見ヶ丘海浜公園」です。ここは古くから月の名所として知られ、月をモチーフにした施設が多数あります。また、鳴門市には月の女神「オオゲツヒメ」を祀る神社があるなど、月に関する神話や伝承が今も色濃く残っています。
そんな徳島県でも、十五夜は「芋名月」として親しまれてきました。里芋やサツマイモといった秋の収穫物を供え、豊かな実りに感謝する風習は今も大切にされています。
このように、お月見ではお団子や里芋が供えられてきた歴史がありますが、これらの食材が選ばれたのは、食材を月に見立てて収穫を祈ることからだそうです。現代でもお月見シーズンに、月を連想させるような料理が沢山出てきます。数あるお月見料理の中でも、食卓を楽しくしてくれるのが、お月様のように丸くてかわいらしい「月見つくね」です。甘辛くつややかな照り焼きのたれをたっぷり絡めて、卵黄を添えれば、まるで満月が浮かんでいるかのようですね。
今回は、十五夜に食べたい月見つくねにぴったりな ”簡単に作れる黄金比照り焼きだれ”をご紹介いたします。このレシピはご家庭にある調味料で簡単に作れます。しかも、手作りすることで、市販品にはない嬉しいメリットを得られますよ。
手作りするメリット
無添加で安心
市販のたれには、保存料や添加物が含まれていることがありますが、手作りなら余計なものを入れずにお好みの調味料で作れるので、お子さんにも安心して食べさせられます。
甘さを調整できる
砂糖の量を調節したり、はちみつなどに置き換えたりして、ご家庭の好みに合わせた甘さにできます。
量を調整できる
使いたいときに使いたい分だけ作れるので、食材を無駄にすることを防げます。
また、今回のレシピはレンジ調理で作れます。そのため、調理が簡単で後片付けもラクになります。加えて、みりんや酒のアルコール分がしっかり飛ぶため、お子さんにも安心です。簡単でメリットがたくさんある「黄金比照り焼きだれ」。ぜひ、作ってみてください♪
月見つくねに! 簡単に作れる黄金比照り焼きだれ
材料:つくりやすい分量
酒 | 大さじ1 |
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みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
作り方


調理のポイント
砂糖をはちみつで置き換える
砂糖大さじ1をはちみつ「小さじ1」に置き換えることができます。
とろみをつけたい
より強くとろみをつけたい場合、水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1を水小さじ2で混ぜ溶かす)を加えてください。工程2のレンジ加熱後、照り焼きのたれが熱いうちに水溶き片栗粉を少しずつ混ぜながら加えて、好みの粘度に仕上げます。
照り焼きのたれで徳島県の食材を味わう
徳島県の特産品、せっかくならば「自家製の照り焼きのたれ」で、よりおいしく楽しみましょう!
例えば、月見つくねに使用する鶏ひき肉に、徳島県の特産品である「阿波尾鶏(あわおどり)」を使ってみるのはいかがでしょうか?
「阿波尾鶏(あわおどり)」は徳島県で生産量日本一を誇る品種です。「阿波尾鶏(あわおどり)」は低脂肪でうま味が豊富です。そんな阿波尾鶏(あわおどり)のひき肉を月見つくねに使えば、より一層おいしく、栄養価も高まります。
また、他にも取り入れられる徳島食材としては「ニンニク」が挙げられます。徳島県の吉野川市周辺は昔からニンニクの生産が盛んなことを皆様はご存知でしょうか?
大粒でマイルドな香りが特徴の徳島ニンニクは、様々な料理に取り入れやすい食材です。これらの地元食材を取り入れて、愛情たっぷりの月見つくねを作るのがおすすめです!
いかがでしたか?この照り焼きのたれがあれば、さまざまな食材を照り焼きにして楽しめます。照り焼きのたれは、かけて使うのはもちろんのこと、お肉の下味用の調味液としても使えます。
下味に使う際には、ジッパー付きの保存袋にお肉と照り焼きのたれをいれて揉みこみ、冷蔵庫で30分から一晩寝かせるだけでお肉に味がつきますよ。あらかじめ漬けておけば、焼くだけで1品完成するのでとっても便利です。様々な利用方法でぜひ、お試しください!
このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音