2025.12.12
アレンジ

今が旬のれんこんで風邪予防!えびれんこん餃子

こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
突然ですが、みなさんはご家族の風邪対策を始めていますか?私は昨年の反省を活かし、今年は早めに対策を始めようと試みています…!
最近では連日のニュースで、今年のインフルエンザの話題を耳にするようになりましたね。特に子どもは風邪やインフルエンザにかかりやすく、親御さんにとっては心配が尽きません。
また、お子さんから親御さんへの家庭内感染も、あるあるではないでしょうか。(大人の方が重症化するのはなぜでしょうか…涙)
そんな風邪やインフルエンザに悩まされるこれからの季節、家族みんなで元気に過ごしたいのはみなさん同じ気持ちなはず。
そのためには、手洗い・うがいはもちろんのこと、「食事」からも免疫力アップをして風邪をひかない体づくりが大切です!

「食事」から身体を健康にしていくために、ぜひ食卓に取り入れたいおすすめの食材があります。それは「れんこん」です。れんこんは昔から喉や風邪予防に良いとされている食材として親しまれてきた食材です。
ここからは、れんこんにどんな栄養素が含まれているのかを詳しくご紹介していきます。

ビタミンC

ビタミンCは、粘膜を強くしウイルスの侵入を防ぐ働きがあるため、風邪の予防に最適な栄養素です。
ビタミンCは熱に弱いとされていますが、れんこんのビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても比較的壊れにくいのが特徴です。

食物繊維

食物繊維は人の消化酵素で消化されない栄養素です。れんこんには、水溶性食物繊維が多く含まれています。水溶性食物繊維は腸内環境を整え、免疫力を高めるサポートをします。それにより、喉や気管支の保護にも役立ちます。

ポリフェノール(タンニン)

ポリフェノール(タンニン)は抗酸化作用があり、体内の炎症を抑える助けになります。鼻や喉の不調が出る季節にぴったりです。

いかがでしょうか?
嬉しい栄養素がいっぱいのれんこん、とても魅力的ですよね。

れんこんといえば、徳島県が全国有数の産地ですよね。(2024年産の収穫量が多い都道府県ランキングで、徳島県が第3位!)
徳島県のれんこんはその食感が魅力です。シャキシャキ感とホクホク感の両方を味わえます。また、東日本のれんこんよりも形が細長いという特徴もあります。そして、今がまさに旬の最盛期なんです!

自県で大切に育てられた恵みの食材で風邪予防。旬の美味しさを味わいながら栄養素を摂れるのは、より効果を感じられそうですね!
今回は、風邪予防におすすめな食材である「れんこん」と同じく風邪予防に取り入れたい「たんぱく質」を豊富に含む「えび」と組み合わせた「えびれんこん餃子」のレシピをご紹介いたします。ぜひ、お試しください!

今が旬の蓮根で風邪予防!えびれんこん餃子

材料:2人分

レンコン 10枚(約60g)
えび (生・むき) 200g
ニラ 1/2袋(約50g)
片栗粉 適量
サラダ油 大さじ1
パクチー 適宜
酢醤油 適宜
すだち 適宜
   
▼A  
片栗粉 大さじ1
少々
   
▼B  
片栗粉 大さじ1
醤油 小さじ1
ナンプラー 小さじ1
ごま油 小さじ2
おろしにんにく 小さじ1
小さじ1/3

作り方

①れんこんはスライサーで薄切りにし、水に5分ほどさらし、キッチンペーパーで水けをとる。
②えびは背ワタをとり、Aを揉みこみ、水で洗い流す。水けをとり、食感が残る程度に粗く刻む。ニラは細かく刻む。
③ポリ袋に②、Bを入れてよく揉む。全体が馴染んだらポリ袋の一方の角を切る。

④①のれんこんの片面に片栗粉を振る。片栗粉を振った面の半分に③をしぼって乗せ、れんこんを折って挟む。
⑤フライパンにサラダ油を入れて温め、④を並べ、中火で焼く。焼き色がついたら裏返して水(分量外大さじ2)を回し入れ蓋をし、3分程蒸し焼きにする。

⑥器に⑤を盛る。お好みで、パクチー、すだちを飾り、酢醤油やラー油を添える。

調理のポイント

スライサーがない時

れんこんは1mm〜2mmほどの薄切りにすると、折って挟む際に割れにくくなりますよ。
スライサーがなく、薄切りが難しい場合には、なるべく薄く切ったれんこん2枚でタネを挟んでも美味しくできあがりますよ。その際は、蓮根の厚さに合わせて加熱時間を調整してくださいね。

ナンプラーがない時

ご家庭にあまり常備しない調味料ですよね。こちらのレシピを参考にしていただくとご家庭にある食材で代用できますよ。

ナンプラーがない時はこれ!代用調味料

ラー油がない時

簡単に手作りできるラー油の代用レシピです。長ねぎが入っているので、具材感を楽しめるラー油で、えびれんこん餃子に風味をプラスしてくれます!

ラー油がないときはこれ、代用できる調味料の組み合わせ!置き換え:ラー油

タレでバリエーションを楽しむ

タレを変えるとまた違った味わいに!

餃子のタレの作り方⭐︎市販のタレがない時の代用に!味噌やラー油、ポン酢など調味料、酢橘を使った簡単レシピ4選!

小麦アレルギーやグルテンフリーを取り入れたい時

今回ご紹介したレシピは、小麦の少ない食材・調味料で作れるのも魅力のひとつ。さらに小麦の使用を抑えるのであれば、醤油を「小麦を使わない醤油」に変更することで、より安心してお召し上がりいただけますよ。
ナンプラーの原材料はかたくちいわしと食塩が基本ですので、醤油を抜いてナンプラーのみで味の調整をすることもできますよ。(使用する調味料の原材料表示のご確認をお願いいたします。)


いかがでしたか?乾燥が気になるこれからの季節には、体を内側から守る食材が心強い味方になります。徳島県の名産品「れんこん」を使ったこのレシピなら、手軽に栄養を取り入れながら風邪予防にも役立ちますよ。ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。おいしく食べて元気に過ごしましょう!

このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音