2025.12.23
調理の工夫

家族みんなで食べたい!豆腐ホワイトソースで鶏肉とさつまいものグラタン

こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
寒さが一段と深まる今日この頃。外から帰ると頬が赤くなるような冬の日には、アツアツの料理を食べたくなりますよね。ハフハフしながら食べる家族の笑顔が、心も体もほっと癒される幸せなひとときに感じるのは、私だけではないはず。
そんな冬に食べたくなるアツアツの料理と言えば、クリーム系の料理を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。テレビのCMでもクリームシチューなどの商品が多く紹介され、食欲をそそりますよね。

クリームシチューなどのクリーム系の料理のベースには、ホワイトソースが使われます。ホワイトソースの基本の材料は、小麦粉、バター、牛乳。「バターのコク」と、「小麦粉のとろみによる滑らかさ」が特徴ですよね。しかし、小麦アレルギーを持つお子さんがいる方にとっては、普通のホワイトソースを作るのは悩ましいところ。工夫をして、小麦アレルギーのお子さんも家族と一緒の食事を楽しめたら嬉しいですよね。そこで、今回は、小麦粉を使わずに「豆腐」でホワイトソースを作る、「鶏肉とさつまいものグラタン」レシピをご紹介します。

グラタンに使用するのは、ちょうど今の時期に美味しくなる「さつまいも」です。さつまいもは、収穫後に貯蔵をすることで甘みが増して美味しくなります。さつまいもには様々な品種がありますが、徳島県では、なると金時が有名です。なると金時の特徴である、ホクホクとした食感と上品な甘みは、クリーミーな豆腐ホワイトソースとの相性バッチリ!また、さつまいもは食物繊維が豊富なことも特徴ですよね。食物繊維が多いので、歯ごたえがあり噛む回数が増えます。それにより、満腹感を得やすく、食べ過ぎを防ぐ効果が期待できますよ。通常のホワイトソースに比べ、ヘルシーな豆腐ホワイトソースとの組み合わせは、食べ過ぎが気になるこの時期にピッタリですね。

小麦アレルギー対応料理としてだけではなく、家族みんなに嬉しいグラタンレシピです。
ぜひお試しください!

家族みんなで食べたい!豆腐で小麦アレルギー対応グラタン

材料:2人分

絹豆腐 300g
鶏もも肉 200g
さつまいも 100g
しめじ 1/4株
オリーブオイル 適量
ピザ用チーズ 適量
パルメザンチーズ 適量
少々
こしょう 少々
パセリ 適宜
   
▼A  
味噌 大さじ1
塩麹 大さじ1
豆乳 大さじ6

作り方

①絹豆腐をキッチンペーパーで包む。耐熱皿にのせて、ラップをせずにレンジで600w3分加熱する。ザルにキッチンペーパーを敷いて豆腐をのせ、水切りをする。

②鶏もも肉は、一口大に切って塩、こしょうをふる。
③さつまいもは、1cmの厚さのいちょう切りにし、耐熱容器に並べてふんわりとラップをする。レンジで600w2分加熱する。
④しめじは、石づきを落として、手でほぐす。
⑤フライパンにオリーブオイルをひいて中火で熱し、②を炒める。両面焼き色がついたら、③と④を入れて、炒める。
⑥ボウルに①とAを入れて、クリーム状になるまで混ぜる。

⑦⑥に⑤、ピザ用チーズを加えて和え、グラタン皿に盛る。パルメザンチーズを散らし、オーブントースターで焼き色がつくまで15分程焼く。お好みでパセリのみじん切りを散らす。

調理のポイント

豆腐ホワイトソースの材料は滑らかになるまで混ぜる

豆腐や材料の粒がなくなるまで混ぜると、クリーミーなソースになります。
泡立て器で混ぜた後、ゴムベラに持ち替えて粒を潰すように混ぜたり、ハンドブレンダーを使用するのもおすすめです。

具材の変更

水分の少ない野菜(かぼちゃ、にんじん、きのこ、パプリカなど)を使用すると、水っぽくならず濃厚でクリーミーに仕上がりますよ。
水分の多い野菜(白菜やほうれん草など)の場合は、しっかりと炒めて水分を飛ばしましょう。
もしくは、豆腐ホワイトソースに豆乳をプラスして煮込み、ホワイトシチューのようにするのもおすすめです。

乳アレルギー対応

豆乳チーズや植物性シュレッドチーズをご活用ください。
(下記アレルギー対応についての注意事項についてご確認ください。)

アレルギー対応について注意事項

  • 使用する食材は、必ずパッケージの原材料表示やアレルゲン情報の確認をしましょう。
  • 本レシピは医療行為や診断を意図したものではありません。アレルギー症状は個人によって異なりますので、症状に不安のある場合は、医師に相談をしてください。

グラタンの日の献立に取り入れたいおすすめレシピ

いかがでしたか?
豆腐ホワイトソースのグラタンは、豆腐のなめらかさとコクが優しく広がり、体にやさしいのに食べごたえも十分。小麦アレルギーの方はもちろん、日々の食事で健康を意識したい方にもぴったりです。また、家族と同じ料理を囲んで一緒に味わえる喜びを感じられるのも魅力のひとつ。食卓で「みんなと同じ」を楽しめることで、食事の時間がより幸せで豊かなひとときになりますように!

このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音