2025.08.19
簡単調理

レンジで作れる夏の一品 蒸しナスのユッケ風

こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
毎日、本当に暑い日が続いていますね。私は自転車で職場に行くのですが、たった15分ほど自転車に乗るだけでも滝汗をかいてしまいます…。この時期はタオルと制汗剤が必須アイテムですね。こんなに暑い日が続くと、食べれそうなものも少なく、献立を考えるのも大変ですよね。特にお子さんがいるご家庭では、「野菜をしっかり摂らせたいけれど、暑いから調理に時間をかけたくない」「食欲が落ちてしまう夏でも、モリモリ食べてほしい!」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そんな時におすすめしたいのが、電子レンジで手軽に作れる蒸しナスのユッケです!

ナスは、夏が旬の紫が鮮やかな野菜。そんなナスには体にうれしい働きがたくさんあるんです。今回はナスのおすすめポイントをご紹介いたします。

カリウム

カリウムは、余分な塩分を排出してむくみを予防する効果が期待できます。また、カリウムの利尿作用によって体の水分を出すので一時的に体を冷やす働きがあります。今年のような暑い夏にぴったりです。

ナスニン(ポリフェノール)

ナスに含まれるポリフェノールはナスニンと呼ばれ、皮の鮮やかな紫色のもとになっています。ナスニンは、ポリフェノールの中でも特に強い抗酸化力があり、がんをはじめとした生活習慣病のもとになる活性酸素を抑える働きがあります。活性酸素は、紫外線を浴びると増えます。日差しを浴びる機会が増える夏に、ナスニンは特に嬉しい栄養素ですね。

クロロゲン酸(ポリフェノール)

ナスニンと同じく抗酸化力にすぐれています。そのほかにも血中脂肪や体脂肪を減らしたり、血糖値の上昇を抑えたりする効果が期待できます。

ビタミンK

ビタミンKは骨の健康維持に不可欠な栄養素です。

葉酸

葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助ける働きがあります。

食物繊維

食物繊維は、腸内環境を整えて便秘予防に働く栄養素です。

このようにナスには様々な栄養素が含まれており、特にカリウムとポリフェノールは夏場に積極的に摂りたい栄養素だと言えます。そう聞くと、食卓にナスを並べたくなってきちゃいますよね、、?
しかし、いざナスを料理するとなると、ナス=「油で揚げる。もしくは多めの油で炒める」というイメージがあり、カロリーを心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご安心ください!今回のレシピでは、ナスを電子レンジで加熱するので、余分な油を使わずとってもヘルシーな仕上がりです。火を使わないので、暑いキッチンに立つ時間も短縮できますよ!

ご紹介する「レンジで作れる夏の一品 蒸しナスのユッケ風」は、
蒸しナスを、甘辛いユッケ風のたれと絡めることでお子さんでもパクパク食べられる一品に大変身!ごま油の香りが食欲をそそり、ごはんと相性抜群な一品です。

この「ユッケだれ」の味の決め手となるのが、めんつゆです。もしご家庭にめんつゆがない場合でも大丈夫!実は、醤油やみりん、顆粒だしなど、ご家庭によくある調味料で簡単に代用できるんですよ。めんつゆの代用レシピはこちらのリンクで詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

めんつゆがない時にはこれ!自家製めんつゆの作り方

蒸しナスのユッケは冷蔵庫で冷やしておけば、夏の暑い日でもさっぱりと美味しくいただけますし、作り置きしておけば、忙しい日のあと一品にも困りません。ぜひ今晩のメニューに蒸しナスのユッケを取り入れてみませんか?

レンジで作れる夏の一品 蒸しナスのユッケ風

材料:2人分

ナス 2本
卵黄 1個
糸唐辛子 適宜
白いりごま 適宜
青ねぎ 適宜
   
▼A  
めんつゆ 小さじ2
コチュジャン 小さじ1
ごま油 小さじ1
おろしにんにく 1cm(小さじ1/2)

作り方

①ヘタを落とし、ラップで包む。レンジで600w3分加熱し、冷水で冷やす。

③なすのラップを外し、縦に割く。②に入れて和える。
④器に③を盛る。中央を少しくぼませ、卵黄を添える。お好みで糸唐辛子、白いりごま、青ねぎを添える。

調理のポイント

辛さが気になるとき

コチュジャンの辛さが気になる時には、使用量を小さじ1/2に減らしてください。

500Wのレンジで調理する場合

500Wで加熱する場合は、「3分40秒前後」で加熱してください。

徳島県とナス

徳島県では、夏は露地栽培(夏秋なす)、冬はハウス栽培(促成なす)と、一年を通じてナスを出荷しています。徳島県のナスは濃い紫色でツヤがあり、果肉が柔らかく歯切れが良いのが特徴です。蒸しナスのユッケにおすすめです。


いかがでしたか?子どもも大人も美味しく召し上がれること間違いなしな蒸しナスのユッケ風。連日の猛暑で火を使いたくない方に特におすすめのレシピです。ぜひ一度、お試しください!

このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音